フィリップ・ガレル最新作『つかのまの愛人』がシネマヴェーラ渋谷にて限定ロードショー

フィリップ・ガレルの最新作『つかのまの愛人』が8月18日(土)から8月31日(金)の期間でシネマヴェーラ渋谷にて公開される。

© 2016 Guy Ferrandis / SBS Productions

『ギターはもう聞こえない』(1991)『恋人たちの失われた革命』(2005)でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞し、1960 年代から現在まで途切れることなく意欲的な作品を発表し続けるフランスの名匠フィリップ・ガレル監督の最新作、『つかのまの愛人』が東京・シネマヴェーラ渋谷にて8月18日(土)から公開される。

© 2016 Guy Ferrandis / SBS Productions

モノクロームの静謐な映像のなかで紡がれるのは、哲学教師の男と若い恋人、そして男の娘との奇妙な三角関係の顛末。本作は、ガレル監督の最新作にして『ジェラシー』(2013)、『パリ、恋人たちの影』(2015)に続く新たな愛の三部作完結編とも言える作品だという。

© 2016 Guy Ferrandis / SBS Productions

不思議な妖艶さで男たちを魅了するアリアーヌ役を演じるのは、ガレルが教佃をとる国立高等演劇学校の教え子だったルイーズ・シュヴィヨット。本作が実質的なデビュー作だが、その鮮烈な演技はカンヌ国際映画祭でも大きな賞賛を集めた。
ジャンヌ役は、フィリップ・ガレルの実の娘で、話題作『君の名前で僕を呼んで』(ルカ・グァダニーノ、2017)のマルシア役で注目を集めるエステール・ガレル。そしてふたりの若い娘たちに翻弄される中年男ジル役は、『NOVO』(2002)『ソン・フレール 兄との約束』(2003)などに出演するエリック・カラヴァカ。

© 2016 Guy Ferrandis / SBS Productions

共同脚本は『昼顔』(1967)をはじめルイス・ブニュエルとの協働で知られるジャン=クロード・カリエールが執筆しており、撮影は、J=L・ゴダール、ダニエル・シュミットらの数々の名作を手がけてきたレナート・ベルタが担当。前2作に引き続きジャン=ルイ・オベールが音楽を手がけている。

© 2016 Guy Ferrandis / SBS Productions

さらに、シネマヴェーラ渋谷では8月18日から8月31日の期間で特集上映「愛の力学 “彼と彼女と彼” あるいは “彼女と彼と彼女”」を開催。8月18日(土)と8月25日(土)にはトークショーも予定されている。

■「つかのまの愛人」(原題:L’amant d’un jour)
■公式HP:http://tsukanomano.com/
■監督:フィリップ・ガレル
■製作:サイード・ベン・サイード
ミヒェル・メルクト
■脚本:ジャン=クロード・カリエール
フィリップ・ガレル
■キャスト:エリック・カラバカ
エステール・ガレル
ルイーズ・シュビロット
■上映時間:76分

■特集上映「愛の力学 ”彼と彼女と彼” あるいは ”彼女と彼と彼女”」
■期間:2018/8/18~8/31
■場所:シネマヴェーラ渋谷
■トークショースケジュール:
8月18日(土)
15:35『つかのまの愛人』上映終了後開催
「女性たちが語るガレル」
ゲスト:月永理絵、五所純子、猫沢エミ

8月25日(土)
15:35『はなればなれに』上映終了後開催
ゲスト:菊地成孔、中原昌也
※敬称略